DIAVEL1260を侮ってはなりません。

いつもお世話になっております。

今年のEICMA(ミラノ国際モーターサイクルショー)では、

DIAVEL V4が「Most Beautiful Bike」(もっとも美しいバイク)の

称号を得ましたが、それは必然でもあったと思います。

DIAVEが誕生したのが、誕生したのは2011年。

今から11年も前です。車両を見た時のインパクトは今でも覚えています。



それまでのDUCATIと言えば、レースでの連戦連勝。

ちょうどケーシー・ストーナーが2007年にDUCATIに移籍しmotoGPでチャンピオンを

獲得し、2010年ころまで活躍していたので、まるっきしレースの印象が

強かったのですが、そこへ来て、ずんぐりむっくりな新型モデルの発表です。

少々拍子抜けと同時に、「買う人いるの?」と率直に思った次第です…。

実際の販売推移と言えば、私の浅はかな予想などかすりもせずにビックヒット。

その後の話題は事欠く事なく、業界をにぎわしている事と思います。

振り返ってみますと、


DIAVEL AMG

あのAMGとのコラボモデルです。


DIAVEL CROMO

クロームメッキに覆われたタンクがインパクトありました。


DIAVEL STRADA

ツアラーに特化したDIAVELです。大型スクリーンと大型ハンドル

それに、パニアケースも装着されていました。


DIAVEL DIESEL

あのファッションブランドDIESELとのコラボモデルです。

武骨でカッコよかったなぁ。


DIESEL Lamborghini

遂にはランボルギーニともコラボしちゃいましたね。

っという事で、振り返ってみましたが、デビュー当時はL型2気筒1200ccだった

DIAVELも、遂に2023年はV型4気筒エンジンです。

しかし、しかしですよ。私は敢えて問いたい。

「最新V4エンジンだけが全てではない」

DUCATI本来が得意としていたL型2気筒エンジンだってすごいんですよ。

しかも現行モデルは1260ccエンジンです。

とってもパワフルで、トルクフルで、低速が粘り加速してくれるので

乗りやすいですし、パワー感も感じやすいです。

一度、飛騨高山まで片道400KmのツーリングをDIAVELで行ったことがあるのですが、

まずポジションが楽チンなので疲れ知らずでしたし、シートが低く、足つき良好なので、

不安感もありませんでした。さらに低重心なので、意外とワインディングも楽しめます。

もちろん、ホイールベースも長いので高速安定性は抜群でした。

まぁ、ここまでなら新型V4DIAVELでもいいじゃん。と思われますが、その通りです。

V4DIAVELだって当然いいんですよ。

がしかし、2気筒エンジンならではトルク感。これは好みが分かれると思います。

私はムルティストラーダV4で日本全国、旅へと出かけましたので、V4エンジンの特徴は

良く分かりました。新型DIAVEL V4も同じエンジンでしょう。

なので、比べてみると、確かにV4は粗削り感もなく、大人な上質感漂うマイルドな

パワーレスポンスですが、1260ccが炸裂する、あの「腹の底からみなぎるパワー全開だゼ」

って感じは、Lツインならではですよ。しかも1260cc。

バイクはやっぱり、振動・鼓動・サウンドでしょ。

がお好みの方、DIAVEL V4を待っているなんてもったいない。

今すぐ、今しか買えない、今だけのDIAVEL1260をおススメします。

そしてなんと、ドゥカティ千葉セントラルにはそのDIAVEL1260新車がラスト1台あります。

今年一年、自分へのご褒美に、寂しいクリスマスなんて吹っ飛ばすためにも、

駆け込みプレゼントfor me。お待ちしております。

社長の吉田