こんにちわ。毎度お世話になります。
ヴェネツィアから、ボローニャに向かう列車の中で書いたブログから2日経ちまして。
早くもイタリア5日目です。
ボローニャでは早々に荷物をホテルに預けて、さっそく市内観光。
イタリアも日本同様に酷暑でして、体感でも35度くらいはあるのではないでしょうか。よく海外の夏は日差しが強くてもカラッとしてると言いますが、ボローニャはそんなこともなく、普通に酷暑です。暑いです…。
そんな日差しと熱気たっぷりなイタリアはボローニャですが、市内観光はオープンバス…。シートに座る時すでに火傷しそうなくらいでしたが、歩いて中心街(旧市街)を回るよりか良いか。と言うことで乗り込みました。
動いてくれると風が気持ちいのですが、渋滞にはまるとメチャクチャ暑い。ジーっとしているだけで汗が噴き出してきます。
でも、こんなきれいな街並みを一望できると、一層イタリアへ来た実感がわいてきますね。
市内観光を終えた翌日は、お仕事タイム。
ボローニャにあります、我らがDUCATI本社へ赴き、ファクトリーツアーです。
残念ながら内部の写真は撮影禁止となっており、ご覧いただける写真はないのですが、印象としては働いている社員さんが、皆さん誇りをもって働いたいていること。ボローニャの工場に勤務する社員数は凡そ600名。たった600名で世界にDUCATIブランドを生き渡せる力は凄いですね。
ファクトリーツアーを終えると、隣接するミュージアムでDUCATIの名車と共に、歴史を体感する時間が持てました。
オートバイ事業だけで、いかにここまで成長してきたのか。また世界的レースで様々な偉業を成し遂げた歴史を改めて学びました。今や世界のロードレース界を牛耳っているといっても過言ではないDUCATIです。レースにかける情熱を感じました。
自分たちの事業がどこで誕生し、どの様な方が生産してくれているのか?社員にとっても深い学びだったように思います。
見学を終えると、これまた特別にファクトリー内の社員食堂で、働いている皆さんと一緒にお食事をいただきました。
驚いたのは、食事をプレートに盛る量!
「こんなに食べるのー??」と注視していたら、メッチャ残す(笑)
おいおい、サスティナビリティはどこ行った??これもイタリアの気質なんでしょうか…。
で、定番の本社外壁にある、巨大シンボルマークで記念写真。DUCATI本社着たなぁ~。って感じが一気に出る写真ですね。
最後に、おまけで、最近発掘されたらしいのですが、創業当時に工場を建設する際、一番初めに測量ポイントをした際の、基準点となった石のブロックが発掘されたそうで、その石が展示されていたので見てきました。
右の石に穴が開いてまして、左の筒を差し込んで基準点を設けていたようです。
石畳だったイタリア事情ならではですよね。
建物もそうですが、古いものを活用し、保存することで歴史に深みが出る国って感じです。新しいものを次々にアップデートしていくのもまた良しですが、あるものを活用し、先人たちを敬い尊敬し、活用させていただく文化もサスティナビリティ溢れる国風だと感じました。
でまた、この場所が、DUCATIの工場社員一同が並んで撮影されたよく見る1枚の場所でして、
記念に、DUCATIのように世界的企業へと成長するべく、我々も撮影してきました。(笑)いつの日か、DUCATIのように大勢の笑顔に囲まれて写真に納まりたいです。