安全=技術×テクノロジー

いつもお世話になっております。

相変わらず年末年始の話題になってしまいますが、年末が迫ると慌ただしいスケジュールとなって、毎日何かしらの予定が入っているものですが、意外と年始の予定って入らないですよね。

例えば、通常ならば翌月や翌々月の予定をアポイントしたりしますが、1月の予定を年末の12月に設定することってあまりない気がします…。

で、どうなるかと言うと、年が明けて営業が始まると同時に、怒涛の年始挨拶回りアポイントの嵐となります。いや、わざわざご挨拶にご来店くださることはとても嬉しいことなんで、偉そうに何言ってんだかって感じですが、年始はゆっくり仕事モードだなぁ~。なんてのんびり構えていると痛い目にあうんですよね。

そりゃ、12月に年始のあいさつのアポイントいいですか?なんて聞いて回る人もいないと思います。

外回りの営業の方はホントご苦労様です。

と言うことで、2023年も昨年同様、忙しく慌ただしくしているカワサキプラザ千葉桜木・ドゥカティ千葉セントラルですが、先日カワサキのテクニカルセンターを歩いていると、何やらテクニシャンマネージャーの本多君がタブレットと睨めっこしていたので気になって様子を見てみました。

よそ見しながら仕事する昌平君


タブレットには黄色・緑色・赤色と色分けされた画面が。

聞くと、トルクレンチと連動して、適正トルクを見ているのだとかっ!!

確かに、キャリパーボルトを締め付けていくと、画面端の黄色から緑色地帯に向かってバーが上がっていくんです。緑色地帯にバーが到達すると、適正トルク。黄色はトルク不足。赤色地帯はオーバートルクを表しています。

ではどうしてタブレットとトルク負荷が連動しているのか?それは、トルクレンチにBluetoothが搭載されており、タブレットと通信しているとの事でした。

赤色ボルトが締め付け指示

さらに、ボルトの締め付けを規定値で終えると、次に締め付けるボルトを画面で指示してくれます。

そうすることで、ボルトの締め忘れや適正トルクでボルトを管理することができます。

さらに、写真のように、重要締め付けカ所まで一覧で確認できるので、ホントに安心して整備が出来ます。

点検票

そして、今までメンテナンスノートに記載していたチェック項目もタブレットで管理するようになっていました!

こちらも、点検項目が次々に支持されてくるので、点検漏れがありません!まさにテクノロジーとメカニックスキルの融合ですね。

サービスマニュアルも電子化され、メンテナンスノートもデータ化され、トルク管理もBluetoothでチェック。時代の進化と共に整備業界も進化しております。

安心・安全でお乗りいただく車両を私たちは常に万全の態勢でサポートしております!引き続き、メンテナンスご入庫をよろしくお願いいたします。

社長の吉田